DOLLS/DOLLS一覧/戦闘機/P-47B_サンダーボルト

星屑連邦学連所属の星3軽戦闘機型DOLLS。
偵察型と迎撃型と制空型のジョブを所持しており、空戦型・対地型は使うことが出来ない。

攻撃機並の対地火力と、非常に珍しい後退効果のある専用スキルを持つ。
史実で爆撃機として運用された実績からか、対地火力に関しては★3軽攻撃機である「AD-4」よりも高い数値を持っている。

捕捉した地上前衛を崩せる狙撃役の火砲や駆逐戦車、前衛を崩した後に防衛種を処理できる足回りのよい白刃戦役、
更には本機にかわって盾役を担う戦闘機など、とかく他のDOLLSとの連携が必須となるため、総合的な育成難易度はかなり高い。
また敵の反撃スキルの性質を理解したうえでのプレイングも必要となる。
更に高空飛行状態で発動するパッシブスキルを多く持つため、状況に合わせて飛行状態に細かく切り替える運用も必要となるだろう。

サンダーボルトの欠点は2点あり、トップクラスに高い対地火力を持っているが貫通の下がる偵察型でしか対地攻撃が出来ない点と、非常に低い機動性にある。
機動性に関しては★3にもかかわらずなんと★1軽戦闘機である「I-185」よりも低い。
『高空特攻』と『圧縮機』である程度機動を補えるとはいえ、基本的に盾役・壁役には向かない。
後述の固有スキルの効果も含め、敵の攻撃を回避するよりも、敵から攻撃されない位置取りを心がける運用が求められる。

本機の役割は、後衛の防衛種が使う反撃スキルと長い攻撃範囲によって膠着状態に陥ったさいに、これを突き崩すことに集約される。
まず地上の前衛を『高空偵察』で補足し後列から狙撃、同時に防空圏内から対地反撃スキルを構える中型機を『強襲降下』で強引に突破、
守りを失った防衛種まで戦車を進軍させて白兵戦で仕留める、といった流れが理想的だろう。

総じて扱いの難しいDOLLSではあるが、上手く編成すれば敵の強力な反撃スキルを突破できる可能性がある。
反撃スキルに阻まれることが多いと感じたら、突破の糸口を彼女に頼ってみるのも良いだろう。

《強襲降下》

AP　2・CP　5

専用スキルは偵察型の高空状態でのみ使用可能。
攻撃後の2マス後退によって、敵防衛種の警戒範囲内にいる敵を攻撃しつつ、反撃を受ける前に退避が可能。
このゲームの反撃スキルには「攻撃時の位置を参照するタイプ」と「攻撃終了後の位置を参照するタイプ」があり、
防衛種「黒曜岩」系の使う警戒スキルなど、後者にあたる反撃スキルであれば退避が可能となっている。
一方で『パトローラー』のような「自身に攻撃された場合に発動する反撃スキル」は無効にできないので注意。

偵察型専用のスキルであり、また中型/重型特攻のパッシブを持つため、仮想敵は中型以上の、防空圏内に居座るタイプの敵だろう。
これと『高空偵察』を合わせることで、防衛種を守る地上の前衛を空から捕捉することができるため、反撃スキルに対する突破口を作りやすい。
ただし防衛種自身を捕捉するとなると、機動の低い本機が敵の攻撃範囲から退避できず非常に危険。
防衛種の処理は前衛を掃除した後で、白刃戦の使える地上の戦車に任せるべきだろう。

《中型特攻(空)》
《重型特攻(空)》
対中型と対重型の火力アップスキルを武装により切り替えが可能。
敵の編成に合わせてその都度切り替えると良いだろう。

《高空特攻》
高空飛行時に反応と機動性をアップする。
後述の「圧縮機」と合わせて低い機動性を補えるサンダーボルトにとっての生命線ともいえるスキル。
ただし、発動条件が「高空飛行形態時」であり、偵察型で対地攻撃を行う場合には恩恵を受けられなくなってしまう。
低空飛行形態にする場合は敵の対空攻撃に注意しよう。

《直掩隊》
味方の爆撃機が存在する場合に脅威度と装甲値をアップする。
機体改造後に効果が小→中にアップ。

パッシブスキルによって補えるとはいえ他の軽戦闘機よりも攻撃の回避が難しいため、装甲値アップによる被ダメージ軽減は保険としてありがたい。
脅威度の上昇によって味方爆撃機への攻撃から囮になって守ることが出来るが、
対地攻撃が可能となる偵察型では爆撃機の脅威度を上回ることが出来ないため、このスキルを活かすためには対地攻撃を諦めるのとトレードとなる点に注意。

同じスキルを所持するP-51Aマスタングと比較して装甲値や機動性で劣るため、
マスタングと同時に出撃する際や他に機動の高い軽戦闘機がいる場合は囮役を他に任せて攻撃役として偵察型で運用してしまうのも手である。

《圧縮機・改》
機体改造後に取得。

高空飛行状態時に攻撃された場合、2ターンの間機動性を大幅にアップするスキル。
上記の「高空特攻」と合わせて低い機動性を補えるサンダーボルトにとっての生命線ともいえるスキル。
「高空特攻」と同様に発動条件が「高空飛行形態時」となっているため偵察型で対地攻撃を行う場合は敵の対空攻撃に注意しよう。

《エースメイド》
高空飛行状態で敵を攻撃時に味方戦闘機全ての会心補正をアップする強力なパッシブスキル。
高空特攻や圧縮機を発動させるために高空飛行状態で運用することが多いサンダーボルトの場合は発動する機会は多いだろう。