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目次

+ 目次

基本情報 Edit Edit

戦闘通常プロフィール
メシア_Ver_TARDIS_Device_Battle.pngメシア_Ver_TARDIS_Device_Normal.png名前メシア
Ver. TARDIS Device
正式名称IL MESSIA
Ver. TARIDIS Device
レアリティレアリティ_3.png
兵種重戦闘機
出身??
CV野上菜月
所属学連学連_王立白薔薇学連.png王立白薔薇学連
SDキャラ
メシア_Ver_TARDIS_Device_SD.gif
DOLLS詳細
ありし日の彼女は、鈴の音色のような名を持ち、笑顔もまるで春の日差しのよう。あの頃の彼女は、まだハクスリー家の小さな公女様だった。しかしある日、巨大な影が彼女を覆い尽くした。薄暗い地下で眼を覚ました彼女は、主の御名を与えられた。
陰謀と裏切りの嵐が、希望の火をかき消す。抗う心が冷え切った頃に、彼女はようやく自分の進むべき道を見つめ直す。
主の御名を背負いながら、彼女は主の信者ではない。彼女は砲火という名の慈悲を振り撒き、鮮血という名の福音をもたらす。
彼女は最後まで、彼女の選択と信念のためにあの失われた意志を貫いた。たとえ彼女自身が偽りの存在だとしても。
もがき苦しんだ魂は、嵐の中に散り去った。
この穢れなきレプリカは、永遠の時間をかけて、彼女の罪業を償うだろう。
今度こそ、世界に本当の福音をもたらすことを願いながら。
入手方法
形態場所備考
DOLLS兵装管理局ピックアップガチャ【破滅と再生、そして救済を】(2023/10/19 ~ 2023/11/2)
ピックアップガチャ【破滅と再生、そして救済を】(2024/2/14 ~ 2024/2/28)
イベント統帥、進撃!(2023/10/7 ~ 2023/11/11)
情報構成体情報交換所現在なし
イベント統帥、進撃!(2023/10/7 ~ 2023/11/11)
ドロップマップ現在なし
兵装機体改造形態切替:メシア Ver. TARDIS Device → メシア Ver. TARDIS Device-X
ステータス
Lvジョブ耐久装甲機動対地対空命中貫通会心補正会心ダメ幸運反応
1ポジションスキル_クリアランス型.png
クリアランス型
Lv.1
10031201276146339410928%160%7195
MAX26994073852424283132137328%160%14795
1ポジションスキル_空襲型.png
空襲型
Lv.1
100313210261463310910920%150%7195
MAX26994193602424283133637320%150%14795

※MAX値は初期武装、アズバン石なし、全機体改造済、★6のもの。

各種データ Edit Edit

小隊情報 Edit Edit

脅威度クリアランス型空襲型
脅威度_中.png 5脅威度_中.png 5
意識容量6
アクションポイント(AP)4
CP回復ポイント1
初期小隊数1

ポジションスキル Edit Edit

固有スキル所持ジョブ使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_固有.png
月光砲
ポジションスキル_クリアランス型.png
クリアランス型
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空
1~3310125%高空飛行形態限定スキル。
前方1~3マス内の敵航空ユニット2小隊に強力な攻撃を行い、
その後自身のデバフを2つ解除する。
【オーバークロック強化】:今回の攻撃の【威力】をアップ(125%)し、
攻撃対象を前方1~4マス内の敵航空ユニット3小隊になる。
ポジションスキル_空襲型.png
空襲型
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空
+ 各ジョブのポジションスキル一覧

パッシブスキル Edit Edit

名称効果詳細取得タイミング
Y29uZmVzc2Vy【此方】が最大まで重複した時に発動する。
メシアに【真・此方】を付与(永続/解除不可)し、
すべての味方ユニットを【最大耐久】の30%に相当する【耐久】を回復させる。
※1回の戦闘につき1回のみ発動。
「cmVzc2Vmbm9j」-A/Kardia 装備時
高密度弾薬高密度弾薬によって火力が強化される高密度エネルギー弾 装備時
高機動
カウンター
Lv.1
永続的に【警戒】態勢に入り、前方1~2マスにいる、
自身より【機動】の低い敵航空ユニットから攻撃を仕掛けられた場合、
後手で相手に警戒攻撃を行う。何回も発動する。
前方1~2マス内の敵航空ユニットから攻撃を受けた後、
自身の【機動】をダウン(20%/2ターン)。
機体改造により開放
高機動
カウンター
Lv.2
永続的に【警戒】態勢に入り、前方1~2マスにいる、
自身より【機動】の低い敵航空ユニットから攻撃を仕掛けられた場合、
後手で相手に警戒攻撃を行う。何回も発動する。
前方1~2マス内の敵航空ユニットから攻撃を受けた後、
自身の【機動】をダウン(15%/2ターン)。
高機動
カウンター
Lv.M
永続的に【警戒】態勢に入り、前方1~2マスにいる、
自身より【機動】の低い敵航空ユニットから攻撃を仕掛けられた場合、
後手で相手に警戒攻撃を行う。何回も発動する。
前方1~2マス内の敵航空ユニットから攻撃を受けた後、
自身の【機動】をダウン(8%/2ターン)。
ミスマッチ
優勢
Lv.1
自身が敵航空ユニットに攻撃を行った後、
自身が高空飛行形態かつ目標が低空飛行形態である場合、
攻撃の【威力】をアップ(5%/2ターン)。
自身が低空飛行形態かつ目標が高空飛行形態である場合、
相手の【与ダメージ】をダウン(5%/2ターン)。
機体改造により開放
ミスマッチ
優勢
Lv.2
自身が敵航空ユニットに攻撃を行った後、
自身が高空飛行形態かつ目標が低空飛行形態である場合、
攻撃の【威力】をアップ(10%/2ターン)。
自身が低空飛行形態かつ目標が高空飛行形態である場合、
相手の【与ダメージ】をダウン(10%/2ターン)。
ミスマッチ
優勢
Lv.M
自身が敵航空ユニットに攻撃を行った後、
自身が高空飛行形態かつ目標が低空飛行形態である場合、
攻撃の【威力】をアップ(15%/2ターン)。
自身が低空飛行形態かつ目標が高空飛行形態である場合、
相手の【与ダメージ】をダウン(15%/2ターン)。
閾値空間
Lv.1
メシアが原型機を操縦し自ら攻撃を仕掛けた後、自身に【此方】を付与(永続)。
このターン中に自身から攻撃を行わなかった場合、【此方】をすべて解除する。
メシアが改造機を操縦し、自身が行動する前、
直前のターンに自ら攻撃を仕掛けなかった場合、自身に【彼方】を付与(永続)。
自ら攻撃を仕掛けた後、【彼方】を全て解除する。
【此方】/【彼方】:自身の【会心ダメージ】と
【対空火力】/【対地火力】をアップ(5%/最大9回重複可能)。
性能突破により開放(星4)
閾値空間
Lv.2
メシアが原型機を操縦し自ら攻撃を仕掛けた後、自身に【此方】を付与(永続)。
このターン中に自身から攻撃を行わなかった場合、【此方】をすべて解除する。
メシアが改造機を操縦し、自身が行動する前、
直前のターンに自ら攻撃を仕掛けなかった場合、自身に【彼方】を付与(永続)。
自ら攻撃を仕掛けた後、【彼方】を全て解除する。
【此方】/【彼方】:自身の【会心ダメージ】と
【対空火力】/【対地火力】をアップ(10%/最大9回重複可能)。
性能突破により開放(星5)
閾値空間
Lv.M
メシアが原型機を操縦し自ら攻撃を仕掛けた後、自身に【此方】を付与(永続)。
このターン中に自身から攻撃を行わなかった場合、【此方】をすべて解除する。
メシアが改造機を操縦し、自身が行動する前、
直前のターンに自ら攻撃を仕掛けなかった場合、自身に【彼方】を付与(永続)。
自ら攻撃を仕掛けた後、【彼方】を全て解除する。
【此方】/【彼方】:自身の【会心ダメージ】と
【対空火力】/【対地火力】をアップ(15%/最大9回重複可能)。
性能突破により開放(星6)

武装 Edit Edit

武装_武器.png
武器
改装武器名反応対地対空貫通命中スキル
改装前AAB/E-X01
「RWtsYW1wZWlu」
9560962810947-
改装後AAB/E-X01S
「RWtsYW1wZWluLVM=」
9563868611449-
武装_装備.png
装備
改装装備名耐久機動装甲スキル
改装前「cmVzc2Vmbm9j」-¿/¿998102120-
改装後「cmVzc2Vmbm9j」-A/Kardia1080118125Y29uZmVzc2Vy
武装_新弾種_空中1_通常弾.png
弾種
改装弾種名会心幸運命中対地対空スキル
改装前弾種_通常弾.pngエネルギー弾20%7147-
改装後弾種_通常弾.png高密度エネルギー弾23%7149525525高密度弾薬

性能突破 Edit Edit

レアリティ_3_1.png
初期レアリティ
レアリティ_3_2.png
★4
レアリティ_3_3.png
★5
レアリティ_3_4.png
★6
耐久値+53+80+109
対地火力+56+86+116
対空火力+58+88+119
装甲値+23+34+45
機動+18+28+36
命中+18+27+36
貫通+21+31+42
幸運+17+25+34
取得スキル閾値空間
Lv.1
閾値空間
Lv.2
閾値空間
Lv.M

総評 Edit Edit

初期形態だが改造前形態というよりはすでに改造後形態であり、改造先であるメシア Ver. TARDIS Device-Xも特殊改造形態のような趣となっている。
ポジションスキルも専用のものであるほか、ステータスが高い反面意識拡張は不可能となっており小隊個体数を1体から増加させることは出来ない。
また、あくまで改造前形態であることには変わりがないためアズバン石も搭載することが出来ない。

小隊個体数を1体から増加させることが出来ない代わりに通常の重型DOLLSよりも「耐久」や「火力」が非常に高く、
メシア1体であっても重型DOLLSの小隊個体数が3体である場合に匹敵する各種ステータスの数値を誇る。
これはすなわち「耐久が0にならない限りは小隊個体数が最大のDOLLSと同じ火力を維持できる」ということであり、
特に共生種との殴り合いや連続白刃スキルにおいて有利に働く特徴である。
反面対空射撃スキルの半数はスプラッシュ攻撃でなく単体攻撃であるため、軽型の敵災獣にうっかりそれらのスキルを使用してしまわないようにしたい。
同時に対地スプラッシュ攻撃となるスキルは改造後形態であるDevice-Xの固有スキルのみであるため、対地スプラッシュ攻撃を行いたい場合はそちらを用いること。

また、「対空・対地火力」はそれぞれの形態において2023年11月現在ほぼ全てのDOLLSを差し置いて実質トップであるが、
それ以外のステータスは高い水準でバランスを保っているものの最高レベルというわけではないため過信は禁物。
特に「機動」や「幸運」についてはある程度諦めなければならないため、被弾上等の運用となるだろう。
さらに武装の弾種が改造後形態のDevice-Xも含め通常弾しか存在していないため、特定の災獣の弱点をつくといった運用は不可能となっている。

実質的な固有スキルである各種パッシブスキルや機体改造スキルは効果もクセも非常に強く、
重攻撃機である改造後形態のDevice-Xとの大きな違いも機体改造スキルとなっている。
「重戦闘機である改造前形態は主にクリアランス型を活かして能動的に毎ターン攻撃を加え続けることに長けた」スキル編成であり、
「重攻撃機である改造後形態のDevice-Xは主に空襲型を活かして数ターンを準備に回し強力な一撃を加えることに長けた」スキル編成となっている。

また、メシアの機体改造には「高密度合金」「謎のエネルギーキューブ」「怪しいの溶液」という3つの専用資材が必要であり、
こちらはヒストリエ驟雨狂嵐の交換所からのみ入手可能。

固有スキル Edit Edit

・《月光砲》
スキル名所持ジョブ使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_固有.png
月光砲
ポジションスキル_クリアランス型.png
クリアランス型
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空
1~3310125%高空飛行形態限定スキル。
前方1~3マス内の敵航空ユニット2小隊に強力な攻撃を行い、
その後自身のデバフを2つ解除する。
【オーバークロック強化】:今回の攻撃の【威力】をアップ(125%)し、
攻撃対象を前方1~4マス内の敵航空ユニット3小隊になる。
ポジションスキル_空襲型.png
空襲型
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空

長射程かつ複数個体への対空スプラッシュ攻撃とそれだけ切り取っても優秀なスキル。
ただし消費するAPもCPも非常に重く、移動時にAPを余計に消費する悪天候の場合1マス移動するだけで使用できなくなってしまうのが欠点。

軽いオマケのように「デバフを2つ解除する」とあり、忘れがちだが【捕捉済み】状態などもデバフであるためこれも解除できる。
ただしポジションスキル「クリアランス型」の《オーバークロック》によって発生する【火傷】状態のダメージはバフ扱いとなっているため解除不可
また、他の射撃スキルとは趣が異なり攻撃範囲に敵が不在でも目標なしとならずスキルを使用してデバフを解除できるため、
デバフを解除するためだけに《月光砲》を使用することも可能となっている。

ポジションスキル「クリアランス型」の《オーバークロック》によりメシアが【オーバークロック】もしくは【オーバークロックII】状態であると、
《月光砲》の【威力】が250%となり攻撃対象が前方1~4マス内の敵航空ユニット3小隊になる。純粋に複数体相手への攻撃手段として強力。
ちなみに【オーバークロックII】状態であってもさらに威力が上がったりはしない。

ポジションスキル Edit Edit

2023年11月現在、実質的にメシアの固有スキルとなっているためこちらで解説。
ざっくばらんにポジションスキルアイコンの色の通り「クリアランス型」は対空型、「空襲型」は対地型と捉えてしまっても問題ない。

ポジションスキルそのものは改造前形態であるこちらも改造後形態であるDevice-Xも特に制限なく使用できるが、
改造前形態であるこちらの固有スキル《月光砲》には「クリアランス型」の《オーバークロック》を必要とした条件が存在し、
改造後形態であるDevice-Xの固有スキル《抛射式炸弾・能量》には「空襲型」の《エネルギー装填・チャージ》を必要とした条件が存在する。

各ポジションスキルにおける対地・対空や単体・スプラッシュ攻撃の区分は以下の通り。

ポジションスキル名スキル名
ポジションスキル_クリアランス型.png
クリアランス型
低形態中腹部打撃近距離弾幕迎撃高形態頭上打撃
非スプラッシュ対空攻撃スプラッシュ対空攻撃非スプラッシュ対空攻撃
ポジションスキル_空襲型.png
空襲型
電磁軌道砲・陸電磁軌道砲・空低空浮遊・反撃
非スプラッシュ対地攻撃非スプラッシュ対空攻撃スプラッシュ対空反撃
ポジションスキル_スキル_固有.png
固有スキル
月光砲抛射式炸弾・能量
スプラッシュ対空攻撃スプラッシュ対地対空攻撃

クリアランス型 Edit Edit

・《低形態中腹部打撃》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_対空狙撃.png
低形態
中腹部打撃
戦闘アイコン_形態_低空.png
低空
1~214100%低空飛行形態限定スキル。
前方1~2マス内の敵航空ユニット1小隊に攻撃を行い、
目標の【与ダメージ】をダウン(10%/2ターン)。
攻撃後、目標が低空飛行形態である場合、
自身の【捕捉済み】状態を全て解除し、自身に【超低空】を付与(1ターン)。
【超低空】:【捕捉済み】を付与される確率をダウン(100%)。
【オーバークロック強化】:攻撃後、前方1~2マス内の敵航空ユニット1小隊に攻撃を再度行う。

非スプラッシュ攻撃であり、敵の小隊個体数を2以上減らすことは出来ない。基本的には重型の敵災獣に使用することになるだろう。
さらっと書いてあるが攻撃対象となったターゲットの【与ダメージ】を2ターンの間10%ダウンさせる効果を持ち、
かつ効果は複数回重複するため2回同じターゲットを攻撃すれば20%ダウンさせることも出来る。
これは純粋に被ダメージを押さえられるだけでなく、白刃戦において非常に有利に働くという面も持つ。

また、攻撃対象となったターゲットが低空飛行形態であるならばメシアの【捕捉済み】状態を解除しつつ自身に【超低空】状態を付与する。
【超低空】状態の効果は【捕捉済み】を付与される確率がデフォルトの100%から100%ダウンして0%となるというものだが、
少し注意が必要なのは確率を0%に固定する、もしくは無効にするではないということ。
どういうことかと言うと敵災獣のスキル効果などのらかの要因で「デバフが付与される確率が上昇している」場合、
100%の確率ダウンと15%や40%などの確率アップが合わさり【捕捉済み】を付与される確率が0%とならない、というわけである。

《オーバークロック》による【オーバークロック】状態では1回目の攻撃の対象となったターゲットに追撃を行うようになり、
この追撃でも固有パッシブスキル《閾値空間》の効果である【此方】状態の付与が発生するため、
【オーバークロック】状態ならば一度に【此方】状態を2スタック貯めることが可能。
ただし【与ダメージ】のダウン効果は【此方】状態とは異なり1回しか発生しない。


・《近距離弾幕迎撃》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_陣地射撃.png
近距離
弾幕迎撃
戦闘アイコン_形態_低空.png
低空
1~115125%低空飛行形態限定スキル。
前方1マス内のすべての敵航空ユニットに攻撃を行う。
【オーバークロック強化】:自ら攻撃を仕掛けた後、
前方2マス目にいるすべての敵航空ユニットにもう一度強力な攻撃を行う。

消費するAPが1と軽い複数体への対空スプラッシュ攻撃であり、それだけで十分に強い性能。
欠点としてメシアの射撃スキルとしては射程が1マス先のみと短めなのが玉に瑕。

《オーバークロック》による【オーバークロック】状態では追撃を行うようになるため、
【此方】状態を2スタック貯めつつ威力125%のスプラッシュ攻撃を2回行うという割とぶっ飛んだ性能となる。
《月光砲》と威力は変わらないがあちらは追撃を行えず【此方】状態を貯めるという目的ではこちらに軍配が上がる。


・《オーバークロック》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_旋回上昇.png
オーバー
クロック
戦闘アイコン_形態_低空.png
低空
0~0---低空飛行形態限定スキル。
自身が【オーバークロック】形態へ移行、すべてのアクティブスキルを強化し、
自身の行動終了後、自身の【最大耐久】の6%に相当する【火傷】ダメージを受ける。
すでに【オーバークロック】形態にある場合、【オーバークロック】形態を終了する。
【オーバークロック】:自身の【対空火力】、【命中】、【会心率】をアップ(15%)。
【機動】、【装甲】、【ダメージカット】をアップ(10%)。
【オーバークロック】形態を既に1ターン維持した場合、
自身の行動終了後に【オーバークロックII】へ移行し、強化効果量が2倍になる。

ポジションスキル「クリアランス型」の中核をなすスキル。
【オーバークロック】状態をメシア自身に付与し、それによって自身のステータスの強化及び他のポジションスキルや固有スキル《月光砲》を強化する。
再度《オーバークロック》を使用することで【オーバークロック】状態を終了することが出来る。
何よりも消費APやCPが0であるため、メシア自身の移動や形態変更、他のDOLLSのスキル使用などを阻害せず使用することが出来る。

【オーバークロック】状態ではメシア自身の【対空火力】、【命中】、【会心率】が15%アップし、【機動】、【装甲】、【ダメージカット】が10%アップする。
さらに次の手番で【オーバークロック】状態を解除しなかった場合は【オーバークロックII】状態へと移行し、
上記のステータス強化量が2倍となるが、各種ポジションスキルや固有スキル《月光砲》の性能強化自体は【オーバークロック】状態と同じである。

【オーバークロック】及び【オーバークロックII】状態では代償として自身の手番の終了時に最大耐久の6%の【火傷】ダメージを受けることになるが、
この【火傷】状態はデバフではなくバフ扱いとされているためデバフの解除手段では解除することは不可能
また、当たり前だが敵を攻撃しているわけではないため【此方】状態を貯めることはできない。


・《高形態頭上打撃》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_対地攻撃.png
高形態
頭上打撃
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空
1~324100%高空飛行形態限定スキル。
前方1~3マス内の敵航空ユニット1小隊に攻撃を行い、
その後自身の【威力】をアップ(15%/2ターン)。
攻撃後、相手が高空飛行形態である場合、自身に【超高空】を付与(1ターン)。
【オーバークロック強化】:攻撃後、
前方1~3マス内の敵航空ユニット1小隊にもう一度攻撃を行う。

《低形態中腹部打撃》と同じく非スプラッシュ攻撃であり、敵の小隊個体数を2以上減らすことは出来ない。
あちらと比較すると消費APが1増加し2となっているが射程も1~2マスから1~3マスへと増加しているため、
移動にAPをより多く消費する悪天候ではありがたい存在になるだろう。
《オーバークロック》による【オーバークロック】状態では1回目の攻撃の対象となったターゲットに追撃を行い、
追撃でも固有パッシブスキル《閾値空間》の効果である【此方】状態の付与が発生するのも、
【威力】のアップ効果は追撃が発生しても1回しか発生しないのも《低形態中腹部打撃》と同じである。

メシア自身の【威力】が15%アップするというのは追撃が発生することを前提とすると実質的に30%のアップとなるが、
逆に《月光砲》《月面地上投げ・空》など追撃が発生しないスキルでは恩恵が薄くなる。とはいっても十分に強いのだが。
また、攻撃対象となったターゲットが高空飛行形態であるならば自身に【超高空】状態を付与する。
【超高空】状態の効果は他のポジションスキルなどでも付与されるものと同じで、
陸上の敵ユニットから攻撃が仕掛けられた際に自身の【ダメージカット】が70%アップするというもの。
対地攻撃スキルではなく対空攻撃スキルによる効果であるため、《低形態中腹部打撃》による【超低空】状態と比べると若干活かしづらいか。


・《月面地上投げ・空》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_白刃戦.png
月面
地上投げ・空
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空
2~228125%高空飛行形態限定スキル。
前方2マス目にいるすべての敵航空ユニットに順次白刃戦を仕掛ける。
【オーバークロック強化】:白刃スキルの【威力】をアップ(75%/今回の攻撃)し、
【ダメージカット】をアップ(10%/2ターン)。

ポジションスキル「空襲型」にも同名の白刃スキルが存在するが、効果や射程などは異なっている。

純粋に【威力】が高く2マス先に届く白刃スキルというただそれだけで強いスキル。
連続して白刃戦を行うスキルとしてはポジションスキル「制空型」の《絞殺白刃》が存在するが、
あちらは【威力】が75%と仕掛けるDOLLSが不利になっているのに対し、こちらは【威力】が125%とむしろ有利となっている。
また、白刃スキルということは当然小隊個体数などに関わらず攻撃のターゲットを撃破できるのもメシアとしては有用なポイント。
ただし目の前1マス目には白刃戦を仕掛けられないというのが少々気がかりか。

《オーバークロック》による【オーバークロック】状態では【威力】が75%上昇し200%となるうえ、
【ダメージカット】が10%アップするためよほどのことがない限り負けることはなくなる。
あらかじめ《低形態中腹部打撃》の効果によって相手ターゲットの【与ダメージ】を引き下げ、
かつ同時に固有パッシブスキル《閾値空間》の効果である【此方】状態を貯めて【対空火力】を引き上げておけばより有利な結果となるだろう。

空襲型 Edit Edit

・《電磁軌道砲・陸》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_威嚇打撃.png
電磁
軌道砲・陸
戦闘アイコン_形態_低空.png
低空
3~429100%低空飛行形態限定スキル。
自身に付与された【エネルギー貯留】のレベル1ごとに、
今回の攻撃の【威力】をアップ(100%)し、
前方3~4マス内の敵陸上ユニット1小隊に攻撃を行う。
攻撃後、自身の【エネルギー貯留】はリセットされる。

非スプラッシュの対地攻撃であり、敵の小隊個体数を2以上減らすことは出来ない。
とはいっても改造後形態であるDevice-Xの固有スキル《抛射式炸弾・能量》以外に対地攻撃はこれしかなく、
実質的に改造前形態であるこちらのメシアではこの《電磁軌道砲・陸》のみが対地攻撃手段となる。
消費APとCPは多めだが攻撃範囲の射程が3~4マス先と非常に長射程なのは魅力的。地上の重型共生種を叩くときはありがたい存在になるだろう。

《エネルギー装填・チャージ》による【エネルギー貯留】状態のトークン1つごとにこの攻撃の【威力】が100%上昇するだけでなく、
【エネルギー貯留】状態の効果としてトークン1つごとに攻撃対象となったターゲットの【ダメージカット】が15%ダウンする。
そしてこの【ダメージカット】ダウン効果は「自軍フェーズの終わりまで」続くため、
後に行動する陸上DOLLSが同じ攻撃対象を叩く場合なども【ダメージカット】ダウンの恩恵を受けることが可能。
そのため、メシア自身では《電磁軌道砲・陸》で攻撃しても軽型災獣の小隊個体数は1体しか減らせないが、
【ダメージカット】ダウン効果を入れることによって続く陸上DOLLSの攻撃によるダメージを増加させるといったアシストが可能。


・《低空浮遊・反撃》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_固守警戒.png
低空
浮遊・反撃
戦闘アイコン_形態_低空.png
低空
1~218-低空飛行形態限定スキル。【警戒】態勢に入り、
このターン中に前方1~2マス内の敵航空ユニットから攻撃を仕掛けられた後、
自身の攻撃の【威力】をアップ(25%/3ターン/4回まで重複可能)し、
後手で強力な警戒攻撃を行う。
警戒攻撃を4回行った後、【メシア】が【加熱】状態になる(2ターン)。
【加熱】:【与ダメージ】をダウン(50%)。

警戒ではなく反撃スキルであるためメシア自身が攻撃対象とならないと発動しないが、
貴重な対空スプラッシュ攻撃であり【威力】は150%となっている。

少々複雑なのだが反撃自体は2回しか発動せず、同ターンにメシアが3回以上攻撃対象となっても2回目以降は反撃自体は発生しない仕様だが、
スキル効果である【威力】の25%アップはメシアが攻撃対象となるたびに1ターン中に何度でも発生し、4回まで重複するようになっている。
なお「警戒攻撃を4回行った後【メシア】が【加熱】状態になる」とあるのだが、
そもそも《低空浮遊・反撃》による反撃は1ターンに2回までしか発動せず、複数ターンをまたいで4回以上反撃を行っても【加熱】状態とはならない。
いまいち発生条件が不明だがデメリットが無視できるぶんには気にしなくてもいいだろう。

また、この《低空浮遊・反撃》には《エネルギー装填・チャージ》による【エネルギー貯留】状態の効果が適用されないが、
逆に言えば【エネルギー貯留】状態を解除することなく反撃を行うことが可能となっている。


・《電磁軌道砲・空》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_火力突撃.png
電磁
軌道砲・空
戦闘アイコン_形態_低空.png
低空
1~327100%低空飛行形態限定スキル。
自身に付与された【エネルギー貯留】のレベル1ごとに、
今回の攻撃の【威力】をアップ(100%)し、
前方1~3内の敵航空ユニット1小隊に攻撃を行う。
攻撃後、自身の【エネルギー貯留】はリセットされる。

ごく単純な非スプラッシュ対空攻撃ではあるが、APの消費が1と少ないのは重型であるメシアにとって何かとありがたい。
改造前形態であるこちらのメシアには他の対空攻撃手段としてスプラッシュ攻撃である固有スキル《月光砲》があるが、
ポジションスキルが「空襲型」である場合は《オーバークロック》による【オーバークロック】状態が利用できず、
逆にこの《電磁軌道砲・空》では《エネルギー装填・チャージ》による【エネルギー貯留】状態によるスキル効果を利用できる。
複数の軽型災獣を一度に駆逐したい場合はスプラッシュ攻撃である《月光砲》を、
一撃の【威力】や【ダメージカット】を重視するなら《電磁軌道砲・空》をと使い分けていこう。

【エネルギー貯留】状態の効果として攻撃対象となったターゲットの【ダメージカット】がダウンする点は《電磁軌道砲・陸》と同じであるため、
続く航空DOLLSの攻撃によるダメージを増加させるといったアシストが可能であることも変わらないが、
「反応」次第ではメシアが先に行動できず他のDOLLSが行動する前に【ダメージカット】ダウン効果を入れられない可能性があることには注意が必要。


・《エネルギー装填・チャージ》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_巡航哨戒.png
エネルギー
装填・
チャージ
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空
0~0-3-高空飛行形態限定スキル。
自身の【加熱】状態を解除し、自身に【エネルギー貯留】を1レベル付与(永続)。
【エネルギー貯留III】(レベル3)まで累積可能。
【エネルギー貯留】:自ら攻撃を仕掛ける前、
レベル1ごとに相手の【ダメージカット】をダウン(15%)。

ポジションスキル「空襲型」の中核をなすスキル。【エネルギー貯留】状態をメシア自身に付与し、
それによって攻撃対象となったターゲットの【ダメージカット】をダウンさせ、かつメシア自身の攻撃スキルの【威力】を引き上げることが出来る。

ポジションスキル「クリアランス型」の《オーバークロック》とは違い消費CPこそ0ではないが、
消費APは0であるためメシア自身の移動や形態変更を阻害せず使用することができる。
また、《エネルギー装填・チャージ》の効果によって付与される【ダメージカット】状態はその自軍フェーズの終わりまで継続するため、
メシアの後に行動するDOLLSが続いて同じターゲットを攻撃する際のアシストとしても十分に運用可能。

他にも《低空浮遊・反撃》にはこの【エネルギー貯留】状態による効果は適用されないが、
その反面【エネルギー貯留】状態を解除することなくメシア自身が反撃を行うことが可能となっている。
さらに一応メシア自身の《低空浮遊・反撃》によって付与されてしまう【加熱】状態を解除する効果もあるのだが、
そもそも《低空浮遊・反撃》によって【加熱】状態が付与されないため、実質的には無意味な効果となっているのが現状である。


・《月面地上投げ・空》
名称使用形態射程APCP威力効果詳細
ポジションスキル_スキル_白刃戦.png
月面
地上投げ・空
戦闘アイコン_形態_高空.png
高空
2~326100%高空飛行形態限定スキル。
自身に付与された【エネルギー貯留】のレベル1ごとに、
今回の攻撃の【威力】をアップ(100%)し、
前方2~3マス内の敵航空ユニット1小隊に白刃戦を仕掛ける。
攻撃後、自身の【エネルギー貯留】はリセットされる。

ポジションスキル「クリアランス型」にも同名の白刃スキルが存在するが、効果や射程などは異なっている。

3マス先にまで届く長射程の白刃スキルというただそれだけで強いスキル。
白刃スキルということは当然小隊個体数などに関わらず攻撃のターゲットを撃破できるため、
メシアの固有スキルである《月光砲》を考慮しなければポジションスキル「空襲型」において唯一能動的に行えるスプラッシュ攻撃である。
ただしやはり目の前1マス目には白刃戦を仕掛けられないというのが少々気がかりか。

《エネルギー装填・チャージ》による【エネルギー貯留】状態では【威力】が最大300%上昇し400%となるうえ、
同時に攻撃対象となったターゲットの【ダメージカット】を最大45%もダウンさせるため強力無比というほかない。

パッシブスキル Edit Edit

・《Y29uZmVzc2Vy》
スキル効果【此方】が最大まで重複した時に発動する。
メシアに【真・此方】を付与(永続/解除不可)し、
すべての味方ユニットを【最大耐久】の30%に相当する【耐久】を回復させる。
※1回の戦闘につき1回のみ発動。

メシアの固有パッシブスキルである《閾値空間》に紐付いた効果となる武装パッシブスキル。これ単体ではなんの意味もない。
《閾値空間》の効果によりメシア自身に付与された【此方】状態が9トークン貯まるとその時点で《Y29uZmVzc2Vy》が発動し、
出撃しておりかつ撃破されていない全てのDOLLSの【最大耐久】の30%に相当する【耐久】が回復し、それに応じて各DOLLSの小隊個体数も回復したのち、
《閾値空間》による【此方】状態は解除され、新たにメシア自身に【真・此方】状態が付与されることとなる。

【真・此方】状態は《閾値空間》による【此方】状態の10トークンぶんに相当しており、
当然ながらメシア自身の【会心ダメージ】及び【対空・対地火力】をアップさせる効果も持つ。
例えば 《閾値空間》がLv.Mならば1トークンにつき15%アップする効果を持つため、
メシアが【真・此方】状態であれば10トークンぶん、つまり【会心ダメージ】及び【対空・対地火力】が150%アップすることとなる。
また、メシア自身が攻撃を仕掛けないと【此方】状態が解除されるのはあくまで《Y29uZmVzc2Vy》の効果であるため、
【真・此方】状態はメシア自身が能動的に攻撃を行わずとも解除されることはない


・《高密度弾薬》
スキル効果高密度弾薬によって火力が強化される

純粋に武装の弾種によって【対空・対地火力】が上昇することの説明文であり、特にスキル効果などは存在しない。

【対空・対地火力】が上昇するバフがスキル効果で発生するのではなく直接武装によって【対空・対地火力】自体が上昇するということは、
他のスキル効果などの要因によって【対空・対地火力】が上昇するバフがかかるとより効率的に【対空・対地火力】が上昇するということである。
どういうことかといえばまずメシア自身が【対空・対地火力】が2,000だとする場合、
【対空・対地火力】自体が直接600増加しても【対空・対地火力】が30%上昇するバフを受けてもそれだけではどちらも【対空・対地火力】が2,600となるだけだが、
その後に重ねて【対空・対地火力】が30%上昇するバフを受けると【対空・対地火力】自体が直接600増加していた場合は純粋に「2,600 * 130% = 3,380」となり、
【対空・対地火力】が30%上昇するバフを受けていた場合はバフ倍率が合算されて「2,000 * 160% = 3,200」となるため、
直接【対空・対地火力】自体が上昇していた前者のほうが結果としてより【対空・対地火力】が上昇することとなる。


・《高機動カウンター》
スキル効果永続的に【警戒】態勢に入り、
前方1~2マスにいる、自身より【機動】の低い敵航空ユニットから攻撃を仕掛けられた場合、
後手で相手に警戒攻撃を行う。何回も発動する。
前方1~2マス内の敵航空ユニットから攻撃を受けた後、自身の【機動】をダウン(8~20%/2ターン)。

こちらの改造前形態であるメシアにとって長所でもあり短所でもある反撃パッシブスキル。
「【警戒】態勢に入り」「警戒攻撃を行う」とあるが、「攻撃を仕掛けられた場合」発動するとおり実際には反撃スキルである。

【威力】は125%と少し高く、なによりもスプラッシュ攻撃であるため運用次第ではこちらの改造前形態であるメシアにとって最大の攻撃手段となりうるが、
メシア自身より「機動」が低い効果範囲の敵からメシアが攻撃を受けるとメシア自身の「機動」が2ターンダウンした上で反撃を行うという挙動であるため、
現実的には何度もメシア自身が攻撃を受けて《高機動カウンター》が発動するとメシア自身の「機動」が恐ろしくダウンし、
《高機動カウンター》が発動しなくなるだけでなくメシア自身が一切敵からの攻撃を回避することが出来ず被弾回数が極端に増えるという欠点がある。
メシア自身の「耐久」や「装甲」は頭抜けて高いわけではないため、メシアが撃破されてしまうほどの被弾にならないか考慮する必要があるだろう。

また、《高機動カウンター》による反撃はメシア自身による能動的な攻撃とはみなされないため、《閾値空間》による【此方】状態の付与は発生しない。


・《ミスマッチ優勢》
スキル効果自身が敵航空ユニットに攻撃を行った後、
自身が高空飛行形態かつ目標が低空飛行形態である場合、攻撃の【威力】をアップ(5~15%/2ターン)。
自身が低空飛行形態かつ目標が高空飛行形態である場合、相手の【与ダメージ】をダウン(5~15%/2ターン)。

移動マスならともかく、敵ユニットの高空・低空飛行形態をコントロールすることは難しいためあまり能動的に効果を発動させることはできない。
ただし効果そのものは強力なため、発動するのであればよりラッキー程度に考えておくのがいいのかもしれない。
自身が低空飛行形態である場合の効果である攻撃対象となったターゲットの【与ダメージ】のダウンは所謂ボス相手でないとあまり有効でないが、
高空飛行形態である場合の効果であるメシア自身の【威力】のアップは《ミスマッチ優勢》が発動してから2ターン継続するため、
連続して他のユニットに攻撃を加える際にも有効となるだろう。

ちなみにポジションスキル「クリアランス型」である場合は《低形態中腹部打撃》及び《近距離弾幕迎撃》が低空飛行形態の射撃スキルであり、
高空飛行形態であれば《高形態頭上打撃》及び《月面地上投げ・空》、そして固有スキルの《月光砲》が該当する。
しかしポジションスキル「空襲型」である場合は《電磁軌道砲・空》のみが低空飛行形態の射撃スキルであり、
高空飛行形態では固有スキルの《月光砲》しか存在していない。


・《閾値空間》
スキル効果メシアが原型機を操縦し自ら攻撃を仕掛けた後、自身に【此方】を付与(永続)。
このターン中に自身から攻撃を行わなかった場合、【此方】をすべて解除する。
【此方】:自身の【会心ダメージ】と【対空火力】/【対地火力】をアップ(5~15%/最大9回重複可能)。

簡単に言えば敵ユニットに攻撃を加えるとメシア自身に【此方】状態のトークンを1つ付与するというスキル。
メシア自身に【此方】状態が付与されている状態で《閾値空間》が再度発動するとさらにトークンが蓄積していき、
1トークンごとに【此方】状態の段階が比例して進み、最大の9に到達するまで上昇する。
ただし自軍フェイズでメシア自身が能動的に攻撃を行わなかった場合はメシア自身の【此方】状態は全て解除され、再び0となる。
条件は能動的な攻撃であるため、ポジションスキル《低空浮遊・反撃》やパッシブスキル《高機動カウンター》で反撃を行ったとしても、
それらの反撃は能動的な攻撃とはみなされず【此方】状態のトークンも獲得できず、またメシア自身の【此方】状態の解除を防ぐことは出来ない。

さらに機体改造でのスキルである《Y29uZmVzc2Vy》が発動している場合、
メシア自身の【此方】状態が9段階目となった際にメシア自身の【此方】状態を全て解除し、新しくメシア自身に【真・此方】状態を付与することになる。
そちらの詳細は《Y29uZmVzc2Vy》の部分を参照のこと。

【此方】状態は1段階ごとにメシア自身の【会心ダメージ】と【火力】が5~15%上昇するため、会心攻撃時のダメージが跳ね上がって上昇することとなる。
最終的にはそれぞれ45~135%まで上昇することになるが、もし《Y29uZmVzc2Vy》が発動し10段階目の【真・此方】状態となっている場合、
それぞれ【会心ダメージ】と【火力】が50~150%まで上昇することになる。

できればメシア自身が継続して攻撃を行いたい要因ではあるが、《高機動カウンター》の発動も合わさるとどうしても被弾がかさみがち。
メシア自身が撃破されないかどうかの見極めはしっかりと行わなければならない。

人格拡張 Edit Edit

・《死闘IV》
スキル効果自ら攻撃を行う前に、
自身のいるマスとターゲット所在マスに他の航空ユニットが存在しない場合、
このターン中【対空火力】と【機動】がアップ(14%)。

メシアは自己完結する系統のパッシブスキルを数多く持ち、かつ長射程の射撃スキルも数多く持つため効果の発動自体は狙いやすい。
インテリフレームスキルの発動には青色インプラントを要求するため自然「機動」が上昇するほか、
《死闘IV》が発動すればスキル効果によってメシア自身の「機動」が敵軍フェイズにおいてもアップするため、
《高機動カウンター》の発動を容易にしつつ、かつ「機動」へのペナルティをある程度は打ち消せる。
《死闘I~III》までは「機動」しか上昇しないが《死闘IV》では「対空火力」も上昇するのもポイント。

ただし青色を数多く要求する関係上、「貫通」や「会心補正」を上昇させることは難しい。
いわゆるボスとの殴り合いよりは《高機動カウンター》で格下の複数の敵をまとめて相手にする場合に重宝するか。


・《復讐者IV》
スキル効果敵から攻撃を仕掛けられた後、
自身の【会心補正】がアップ(20%/2ターン/重複不可)。

スキル発動条件である「敵から攻撃を仕掛けられる」という点は《高機動カウンター》の発動などを狙うメシアであれば比較的容易。
メシアは小隊個体数が1体であるうえ《閾値空間》の効果により「会心ダメージ」が引き上げられる関係上、
クリティカルが発生するかどうかでダメージが大きく変化するため、「会心補正」を100%に出来るかどうかという点は非常に重要となる。
ポジションスキル「クリアランス型」であれば改造後「弾種」の効果を含めてまず「会心補正」が31%存在し、
《オーバークロックII》の効果により「会心補正」が30%上昇するため、残りの39%をどう引き上げるかが課題となる。

そして上記のスキル効果は《復讐者IV》ではなく《復讐者III》の効果だが、
インテリフレーム《復讐者IV》であればLv.2で《復讐者III》を発動できるためそちらが重要となる。
というのもLv.3では紫色を11以上要求されるため紫色インプラントを最低でも3スロット使用しなければならないが、
そうなると赤色インプラントが2スロットしか利用できず最大でも「会心補正」の上昇が38%となるため、残念ながら計99%で1%足りなくなってしまう。
しかしLv.2では紫色の要求が6であるため「自尊V」などを用いれば2スロットだけで紫色の条件を満たすことが可能であり、
これにより《復讐者III》の効果20%及び赤色インプラント「憤怒V」3つの合計24%を合わせて「会心補正」を44%引き上げることが出来るため、
《オーバークロックII》及びインテリフレーム《復讐者IV》のみで「会心補正」100%を達成することが可能。

ただし上記はあくまでポジションスキル「クリアランス型」の《オーバークロック》を前提としているため、
ポジションスキル「空襲型」で運用する場合は全く関係のない話である。


・《深淵ノ悲嘆IV》
スキル効果自ら攻撃を仕掛けた後、
自身が固守、あるいは高空形態にある場合、
ターゲットの【火力】と【装甲】をダウン(24%/1ターン)。

とりあえず困ったら付けておけと言われるフレームなだけに安定している。
「反応」が高く比較的早めに行動するメシア自身の「貫通」と「会心ダメージ」を紫色インプラントで引き上げつつ、
攻撃対象となったターゲットの「火力」と「装甲」を下げて後続の味方のアシストを行いながら返しのターンでの敵からのダメージを下げることが出来る。
これにより《高機動カウンター》を発動させて被弾した際のダメージを抑えることが出来る。
迷ったらこれか《戦場指揮III》でいいだろう。


・《脆い心III》
スキル効果作戦開始時、
自身の【反応】がアップ(5/永続)、【会心ダメージ】がアップ(40%/永続)。

インテリフレームスキルの発動に要求されるのは赤色のみであるため、
赤色インプラントで「会心補正」を引き上げつつインテリフレームスキル《脆い心III》で「会心ダメージ」を上げることが可能。

ただし《脆い心III》を発動させるために赤色インプラントを装着すると最大でも「会心補正」は30%しか上げることができず、
《オーバークロックII》の効果で「会心補正」を30%上昇させても合計で91%にしかならないため、
「会心補正」を100%にするには軽戦車バレンタインMK.IXが有する固有パッシブスキル《恋の献身》など他の手段によって補佐する必要がある。

《復讐者IV》と比較するとスキル発動条件を気にせず「会心補正」を引き上げながら「会心ダメージ」を上げることができるが、
反面「会心補正」を100%にするのは難しいという欠点も持つ。どちらがいいかはメシア自身よりも他のDOLLSとの兼ね合いだろう。


・《戦場指揮III》
スキル効果自軍フェイズ開始時に、
自身が戦場存在している場合、
味方航空ユニットの【装甲】がアップ(15%)

至ってシンプルにメシア自身に《戦場指揮III》を装着させインテリフレームスキルを発動することで、
インテリフレームスキル及び発動に要求される黄色インプラントの効果によってメシア自身の「装甲」をかなり引き上げることが出来る。
迷ったらこれか《深淵ノ悲嘆IV》でいいだろう。

運用考察 Edit Edit

とにかく小隊個体数が1体から増加できないこと、一部の攻撃を除いて射撃スキルがスプラッシュ攻撃でないことが注意点。
《月光砲》《近距離弾幕迎撃》などのスプラッシュ攻撃もメシアは兼ね備えているとは言え、
そちらを大前提とするならばそもそも軽型戦闘機の運用を考慮したほうがいいのではないかという懸念点がある。
軽戦闘機にはない重型ユニット特有の「貫通」の高さなどを活かしていきたいところ。やはりいわゆるボスとの殴り合いで真価を発揮するだろうか。

また、ポジションスキル《オーバークロック》による強化量も《高機動カウンター》による反撃の殲滅力も高いが、
同時にそれらはどうしてもメシアの耐久を削るうえ、メシア自身の「耐久」や「装甲」、「機動」などの防御的性能も決して頭抜けて高いわけでは無い。
「ダメージを出しやすいがダメージも受けやすい戦闘機ユニット」、もっと言うならば「攻撃の手を止めることなくやられる前にやれ」というDOLLSである。
チャンスを窺って大ダメージを狙うと言った運用であれば対空攻撃を前提としていても改造後形態であるDevice-Xのほうがふさわしいため、
とにかく空中の敵に対して攻撃を加え続け、早期に決着を付けたい場合はこちらの改造前形態であるメシアのお世話になるだろう。

幸い(?)にも小隊個体数が1体のみであるということは「耐久がたとえ残り1であっても最大限の火力を維持できる」ということであるため、
限界ギリギリの消耗戦となっても他のDOLLSとは違い最後まで高いダメージを出し続けることが出来る。
……できればそういった運用はしたくないものであるが。

その他 Edit Edit

特殊スキン Edit Edit

小ネタ Edit Edit

【DOLLS紹介】

重戦闘機「メシア Ver. TARDIS Device」

CV:#野上菜月
イラスト:茕生(@qiongshengzanyi)

「彼女は最後まで、彼女の選択と信念のためにあの失われた意志を貫いた。たとえ彼女自身が偽りの存在だとしても。」
+ 武装及び武装スキル名について

元ネタ Edit Edit

ボイス Edit Edit

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最新の20件を表示しています。 コメントページを参照

  • 考察班凄すぎる、、、 -- [FqxBrQJbQ7Q] 2023-10-21 (土) 15:50:36
  • 書いてあることが全部強そうに見えるのですが小隊数が少ないとダメなんでしょうか? -- [CFSlv./PFjc] 2023-10-21 (土) 22:49:04
    • スプラッシュ攻撃じゃない場合どれだけダメージが高くても小隊のうちの1体しか倒せない。スプラッシュ攻撃をする場合や単体ボスとかの場合問題ない -- [4x.9Mo/Bzh2] 2023-10-22 (日) 12:47:26
      • 単体用でも強そうなので育てます ありがとうございました -- [CFSlv./PFjc] 2023-10-23 (月) 00:23:34
      • 月光砲がスプラッシュ攻撃だよ -- [FpbWH.4M9vc] 2023-10-26 (木) 15:08:39
      • つよい(確信) -- [CFSlv./PFjc] 2023-10-27 (金) 23:51:30
      • 後ポジションスキルの反撃、高機動カウンターの警戒もスプラッシュ攻撃になってる。 -- [FpbWH.4M9vc] 2023-10-28 (土) 21:55:26
      • 星6にしました。オート戦闘で突っ込みすぎても全然ダメージ食らわなくて、小隊数補充もめったにしないので運用がすごい楽です。(弱点が)ないです -- [CFSlv./PFjc] 2023-11-01 (水) 00:53:58
  • ★6 改1 STAGE10
    耐久3092 機動392
    装甲439 対空2475
    対地2802 貫通442
    命中402 会心ダメージ171%
    反応89
    会心補正23%
    幸運147 -- [0b4u.Fmag6o] 2023-11-13 (月) 19:50:18
お名前: Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


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Last-modified: 2024-02-11 (日) 14:36:17