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目次

基本情報 †

戦闘	通常	プロフィール
		名前	マチルダ ブラックプリンス
		正式名称	Infantry Tank Matilda Black Prince
		レアリティ
		兵種	中戦車
		出身	マーセラスバルカン学院
		CV	小清水亜美
		所属学連	王立白薔薇学連
DOLLS詳細
既存キャラである「クロムウェル」の砲塔を乗せたもので、試作型の歩兵戦車である。火力は向上したが、見た目通り更に鈍重になり、鈍足になった。装甲は相変わらず厚い

ステータス
Lv	ジョブ	耐久	装甲	機動	対地	対空	命中	貫通	会心補正	会心ダメ	幸運	反応
MAX	突撃型 Lv.1	521	341	221	476	-	332	263	17%	150%	95	42
MAX	突撃型 Lv.2
MAX	防衛型 Lv.1	521	363	206	465	-	337	261	17%	150%	95	42
MAX	防衛型 Lv.2

※MAX値は初期武装、アズバン石なし、全機体改造済、★5のもの。

各種データ †

小隊情報 †

脅威度	突撃型	防衛型
	4	7
意識容量	6
アクションポイント(AP)	3
CP回復ポイント	1
初期小隊数	2

ポジションスキル †

固有スキル	所持ジョブ	使用形態	射程	AP	CP	威力	効果詳細
近距離突撃･改	突撃型	移動･固守	1～1	2	5	150%	自身前方1マス内の敵陸上ユニットの1小隊に対し攻撃を行い、 対象を1マス後退させて、【拘束】状態を付与する(1ターン)

バランス型地面前線ポジション。敵ユニットと中･近距離高専を得意とする、戦場においての中堅ユニットです。
敵陸上ユニットに連続的に白刃戦を発動できる。

防御型地面前線ポジション。戦線を維持しながら味方ユニットのカバーを得意とする。
自身に攻撃を仕掛けてきた敵ユニットに強力な反撃を行う。

パッシブスキル †

武装 †

武器	改装	武器名	反応	対地	対空	貫通	命中	スキル
	改装前	QF6	42	92	-	72	46	対中型特攻
	改装後	QF75	42	106	-	79	50	対中型特攻
装備	改装	装備名	耐久	機動	装甲			スキル
	改装前	Mk.I	106	62	95			砂漠適応性
	改装後	MK.II	117	68	109			砂漠適応性
弾種	改装	弾種名	会心	幸運	命中			スキル
	改装前	徹甲弾	17%	34	28			-
	改装後	改良型通常弾	20%	34	28			-

アズバン石 †

名称	ステータス上昇値							補足説明
MT-α型	耐久	装甲	対地	命中	会心補正	幸運	AP	追加効果なし
	+53	+18	+80	-	-	-	-
	脅威度	機動	対空	貫通	会心ダメ	反応	CP
	-	+13	-	+41	-	-	-
MT-β型	耐久	装甲	対地	命中	会心補正	幸運	AP	追加効果なし
	+53	+18	-	-	-	-	-
	脅威度	機動	対空	貫通	会心ダメ	反応	CP
	-	+26	-	-	-	-	-
MT-θ型	耐久	装甲	対地	命中	会心補正	幸運	AP	追加効果なし
	+53	+36	-	-	-	-	-
	脅威度	機動	対空	貫通	会心ダメ	反応	CP
	-	+13	-	-	-	-	-

性能突破 †

初期レアリティ	★3	★4	★5
耐久値	+24	+38	+50
対地火力	+22	+35	+46
装甲値	+20	+30	+39
機動	+12	+19	+24
命中	+18	+27	+36
貫通	+14	+21	+28
幸運	+8	+11	+15
取得スキル	ロイヤル ビハインド Lv.1	ロイヤル ビハインド Lv.2	ロイヤル ビハインド Lv.M

総評 †

固有スキル †

《近距離突撃･改》

AP2・CP5・威力150%

パッシブスキル †

《安全距離･改》

《損害防止･改》

《ロイヤルビハインド》

人格拡張 †

運用考察 †

その他 †

特殊スキン †

小ネタ †

【改造形態】
中戦車
マチルダ ブラックプリンス(CV:#小清水亜美)
原型のARMS「マチルダⅡ」の火力不足を解決すべく、巡航戦車クロムウェルの砲塔に換装することでQF6ポンド砲の搭載を可能となった試作型中戦車

チャーチルMK.Ⅱ「ブラック『プリンス』？何だ女か」

プリンスが女性の名前で何が…いや、正しくはないのだが。
ただし言っていることは正しくとも、発言している当の本人の名前も男性から取られたものであることは皆さんよくご存知。
アッシュアームズの世界では我々の知る人物とは異なっており、女性であるかもしれない。
代理人の皆さんのご想像におまかせする、ということだろう。

元ネタ †

イギリス戦車が好きな人からすれば、マチルダ歩兵戦車Mk.IIの改造先がMk.IIIやMk.Vでなく、この「ブラックプリンス」であることは驚きだろう。
それくらいマイナーな戦車である。

マチルダMk.IIは「歩兵戦車」であり、装備している手法はQF2ポンド砲(砲弾の重量、口径は40mm)という小径の火砲だった。
この火力ではドイツ軍の重戦車にはまったく太刀打ちできないため、マチルダの改良プランとして巡航戦車クロムウェルの砲塔を使用し、
QF6ポンド砲(口径は57mm)の主砲に載せ換えるよう発案されたのが、この戦車である。試作車1輌のみが製造され、戦場で使用されることはなかった。
その砲塔から「マチルダ･クロムウェル」と呼ばれることもあるが、「A27砲塔マチルダII(Matilda II with A27 turret)」が正式な呼称。
では「マチルダ･ブラックプリンス」という名前はどこから? と疑問に思う向きもあるだろう。
実はこの名前は元々マチルダIIのラジコン操作無人車両全般を指すもので、戦場での標的･敵火砲の誘引と位置暴露･解体任務用に計画されていた。
6ポンド砲搭載の本車もそのカテゴリ内に含まれており、そこからいつしか固有名詞として一般化された、というのが真相(某戦車ゲームの影響も大きいかもしれない)。
結局このラジコンマチルダは60輌が計画されたものの、トランスミッションの型式を変更する必要があったために開発は中止された。
また、A27砲塔搭載型についても、
「ただでさえ拡張性に乏しく鈍足なマチルダにさらに重い主砲塔を乗せる(重量は20%増加すると見込まれた)のはちょっと……」という懸念が指摘され(もっと早く気づいてほしかった……)、
結局こちらも開発は打ち切られることになった。
時は流れ戦後になって1962年、マチルダの製造元であったバルカン･ファウンドリーはイングリッシュ･エレクトリック社に吸収されることとなる。
そして不幸なことに、その際、戦時中のものを含めたバルカン社の資料の多くが焼却処分されてしまった。
マチルダ･ブラックプリンスもといA27砲塔マチルダの開発に関するほとんど全ての資料も同時に失われたと見られ、
現在その存在を示すものはたった一枚残った試作車の写真だけとなっている。

なお「ブラックプリンス」は、英仏100年戦争におけるイギリス側の英雄、エドワード黒太子(エドワード･オブ･ウッドストック, Edward of Woodstock)に由来する。
余談ではあるが、同じ由来の名前を持つ「ブラックプリンス歩兵戦車(A43)」という戦車も存在する。
こちらはチャーチル歩兵戦車を改良してQF17ポンド砲(口径は76mm)という大口径主砲を積むことを想定していた。
しかし最高速度が18km/hという鈍足っぷりで「マチルダ･ブラックプリンス」と同様に「ちょっとこの鈍足は……」と懸念され、
さらに並行して試作されていた英国初の主力戦車センチュリオンの方が同じ主砲を搭載しながら遥かに使い勝手が良かったこともあり、
6輌の試作車両が製造されたのみでやっぱり開発中止になった。
エドワード黒太子は泣いていい。

ボイス †

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